PMU-green
脱・プラスチックの新素材
生分解性プラスチックの必要性
現在、マイクロプラスチック環境汚染により人間は1人、毎週1枚のクレジットカード分のプラスチックを食べていると言われています。
マイクロプラスチックは有害物質を吸着しやすい性質を持っていることから、それを体内に摂り込むあらゆる生物にダメージを与えるとされています。また、日本におけるプラスチックごみの処理方法にはまだまだ問題点があります。
未来MDでは、新素材『PMU-green』を用いて問題解決に取り組んでいます。
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主原料は無機鉱物
無機鉱物を50~77%含有。
天然由来の成分で優れた生分解性を誇ります。
原料の全てが食品グレードなので安心です。 -
無公害生産が可能
生産工程での環境負荷が少なく、水、酸、塩基等の化学薬品を添付していないため、廃水・廃ガス・廃棄分残渣も発生させず、人にも環境にも無害です。
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高効率の分解機能・
焼却時も無害で低炭素PMU-green製品は、使用後も全分解生分解可能です。
焼却処理しても有毒ガスは一切出ず、二酸化炭素排出量も50%削減できます。 -
優れた形成特性と耐久性
従来プラスチックが使用されていたレジ袋、食品トレー類、使い捨てカトラリー・スロー・食器類、歯ブラシ、フィルムテープ、ダンボールなど様々な製品への形成が可能です。
優れた耐熱性・耐水性・耐寒性を実現しました。 -
抜群の省コスト・省エネ
従来のプラスチック代替品に比べ低価格です。
製造の際、新規設備投資の必要がありません。
PMU-greenの開発
無機鉱物粉末資源に生分解性樹脂を添加し、特殊なプロセスで処理することで
プラスチックに代わる新しい無機分解性素材を開発しました。
天然由来の石灰石を主原料とした新素材『PMU-green』(無機鉱物50%~75%含有)なら、嫌気性自然環境下で生分解するので、温度や湿度管理が必要なコンポストや分解施設を造る必要がありません。
勿論、何回でもリサイクルが可能です。
※嫌気性分解とは?
土中などの酸素が無い環境で微生物が分解を行うことです。
2022年4月1日より、いわゆる「脱プラ新法」が施行されました。これによりプラスチック削減への取り組みはもう始まっています。
また、全国の各市区町村がプラスチックごみの分別収集を行うこととなりました。
地球にやさしい代替プラスチックへの切り替えをご検討している方は、是非一度お気軽にご相談下さい。
これまでの製品との比較
リサイクル | 生分解性 | 実用性 | 劣化速度 | |
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PMU-green | ○ リサイクルできる |
○ 嫌気性 ※自然環境下で生分解される |
○ 電子レンジ、食洗機でも使用可。 -35℃でも変形しない |
3年 日常環境下 |
酸化型 | × リサイクルできない |
× リサイクルできない |
× 製品の寿命が短く、低品質 |
3年 日常環境下 |
PLA | × 生分解できない。 マイクロプラスチックになり、有害物質として残留する |
△ 特定条件による。 自然環境下での生分解が、どこまで可能かわからない。 |
× 安定性が低く、耐熱性、耐寒性・防湿性が無い |
3ヵ月 日常環境下 |